三鷹駅南口にあった、JRの古い現業事務所が取り壊され、跡地が「子育て支援賃貸住宅」になった。3月10日前後に入居が始まったそうで、病児保育などの施設も順次オープンしていくのだろう。
最近は「都心にビルを建てるなら駐車場を作れ」というルールになっているようだが、駐輪場も同じようなルールなのか、同住宅の1階に駐輪場ができた。駅前の駐輪場は慢性的に混雑しているので、自転車ユーザーには朗報だ。
当初気付かなかったのだが、上記写真の右側、屋外にも野ざらしながら2段式の駐輪場ができていた。
2021年3月に再訪すると、ブランド名も料金も変わっていたので写真を差し替えておく。
- 名称
- Parking in 三鷹駅南口駐輪場
- アバウトな住所
- 三鷹市下連雀3-45
- 利用時間
- 24時間
- 台数
- 調査中(約170台?)
- 料金(自転車)
- 上段12時間100円、下段8時間100円
- Suica・PASMO
- 使用可
- 管理方式
- 電磁ロック式
- 建屋
- 1階・屋内/地表・屋外・屋根なし
- ラック形式
- 2段式
上記地図のピンの位置は屋内駐輪場で、そのやや左側に屋外駐輪場がある。料金は一緒だから屋内のほうが人気だろう。
収容台数はきちんと数えなかったが、確か、屋内ラックの番号は112番まで、屋外ラックの番号は59番まであった。見かけ以上に収容能力のある駐輪場で、近隣駐輪場の混雑を緩和してくれるだろう。
上記写真は2018年3月、土曜日の朝10時ごろのものである。
「最初の1時間無料」といった制度はなく、上段でも8時間100円とそこそこのお値段なので、買い物の短時間利用にもフルタイム勤務にも使いにくく、客層がいまいち読めない。
すぐ向かい(線路脇)の老舗「Tacyサイクルパーク 三鷹南口駐輪場」よりは割安に見えるが、上段だとこちらがむしろ割高になるケースもあり、微妙な立ち位置だ。
それでも、2021年3月の日曜日の午後に見たところ、下段が結構埋まっている状況だったので、平日の昼間に下段に停めるのは結構厳しいかもしれない。