普段バスを利用しないのだが、先日ふと市境のバス停を通りかかると、京王バスのポールの表示が新しくなっていることに気付いた。
GW前半の3連休、暇なのでバス停の撮影に行った。道路側からの撮影になったのでしげしげと眺める余裕がなく、撮り終わった結果を画面で確認していたところ、重大なことを発見した。
境81系統(武蔵小金井~三鷹市境~武蔵境)のほかに、境82系統の東小金井行というのができている!
新路線開設に一瞬わくわくしたが、ポールに掲示されたお知らせを見て気持ちが萎んだ。
要するに、境81を区間短縮したものが境82である。境81は朝の2、3本を残して廃止し、それ以降の時間帯は境82にする。全体の本数も減らす。そういうことであった。
ちなみに改正日は2018年4月16日。すでに2週間も経過していたのに、全く気付かなかった。
連雀通りから東小金井駅北口までの新たなバスルートに乗車してみたいという気持ちはあるが、実用上、市境から東小金井駅へ行けてもそれほど嬉しいことはない。
これが武蔵小金井駅までバス1本で行けるとなると、府中方面、羽田空港方面への乗り継ぎ、駅前での買い物など、多少だが実用性が出てくる。事実、私も年に2、3度だが市境~武蔵小金井駅で利用している。
区間が短縮された上、本数がこれまで以上に少ない(しかも間隔が均等でない)境82系統が「はやる」とも思えず、本数減→乗客減→本数減の負のスパイラルに陥るのではないかと思えてならない。
この路線のメインターゲットは井口新田、市境、東町一丁目といった市境地区の停留所になるはずなので、今こそ市境住民が立ち上がり「乗って残そう京王バス」とキャンペーンを張らなければならない。誰かやってください(無責任)。
――という深刻な話はさておき、バス停表示のリニューアルで京王側にもローマ字表記が追加され、「しざかい」か「しさかい」か、という問題が顕在化することとなった。
この件に関し、京王バス内部でも矛盾が生じている、というのは以下の記事で触れたとおり。