武蔵境駅北口、さらに1店セブンイレブン開業…ではなく移転

武蔵境駅の北口やや東寄り、かつて五宿踏切のあったあたりに、セブンイレブンが開業することになった。2018年8月31日7時オープンだそうである。

元々は「五十番」という中華料理店と、たばこ屋(おそらく随分前に廃業)のあったところ。今年の初夏だったかに取り壊しが始まり、すぐさま跡地に建物が建った。工事現場を見て、鉄骨造だから高層建築ではなく、アパートだろうかと思っていたのだが、平屋のセブンイレブンだったというわけだ。

で、問題は、この真向かいが既存のセブンイレブンであるということだ。写真の左上を見れば何事かがお分かりいただけると思う。

既存店は「武蔵野境1丁目店」。新規店は、張り紙を信じるなら「武蔵境1丁目店」。新旧を区別するためにわざわざ1字違いにしたのかもしれないが、住所は「武蔵野市境」なのだから「武蔵境1丁目」はおかしいじゃないか!と突っ込みを入れたくなる。

ともかく、この立地だから両方の店が同時に営業するとは思えず、おそらくは実質的な移転なのだろう(オーナーは変わるのかもしれないが)。小金井市東町2丁目や三鷹市上連雀6丁目でも同様のことを経験している。

(2018/08/27追記)
やはり移転だった。旧店舗に張り紙が出ていた。引っ越し作業をする店員のイラストが「お前は俺か」と言いたくなる長閑さ。

既存店はマンションの1階にあり、極端に狭いわけでもないが若干手狭な感じはあった。新しく建物を作ったからには、今流行りのイートインコーナーもできるのだろう。

今年5月にオープンした武蔵境駅前店(オーナーが武蔵野境2丁目店と同一人物のようだ)が、元パチンコ屋という制約から相当変態的な店内レイアウトになっており、若干買い物がしにくい感がある。そこへいくと、コンビニのために建設されたこの新店舗は買いやすさに期待が持て、駅前店との差別化を図れるのではないか?などと、にわかセブンイレブン評論家としては思うわけである。

ところで、南口のかえで通りにはかねてからローソンが建設中であり(建物はずいぶん前に落成していたが)、同じく8月に営業を開始するようだ。北口と南口で食い合うことはあまりないだろうが、南口は元々、ファミリーマートが自社内で過当競争を展開中。どうなる?武蔵境のコンビニ事情。

(2018/09/05追記)

移転当日に早速利用した。レシートを見ると、やはり店名は「武蔵境1丁目店」だそうで、自称地理マニアとしてはモヤモヤした感情がわいてくる。

また、レシートに表示された住所がいわゆる住居表示ではなく、地番丸出しになっていて、これも地理マニアの心をくすぐる。売り出し前のマンションかよ!と突っ込みたくなる。いずれ住居表示に修正されるのだろうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 移転して、空いてしまったところはどうなるんでしょうか?

    毎回通うたびに、とても気になります。

    美容院が隣だったら、スポーツジムがあったらな…

    マンションの下にあるんだから、効率が良くなるんじゃないかと。

    そこから出たら、セブンでサラダチキンを買えば…うまく稼げればwin-winな感じがします。

    じゃあ、声掛けておきますか?
    ライザップがあったら、スゴいんじゃないですかね。

    有名なジムが入ってくれたら、私通いますよ。

    保育園も良いんですけど、スポーツジムを増やしたいですね。

  2. shizakai-oyaji より:

    おまめ@ユースケ様
    コメントありがとうございます。
    自分は久しくジム通いなどしていませんが、
    武蔵境には、有名どころのジムが意外にないかもしれませんね。
    立地もほぼ駅前ですし、よさそうな気はします。

    ただ、現実には、付近で見かける新店舗というと、
    クリニックとか介護施設とか、ご老人向けというのが多い気がしますね。

    何になるのでしょうか?