別の記事で触れたとおり、武蔵境駅南口、かえで通り沿いにローソンが開店した。
2018年8月30日のことである。
撮影したのが約1週間後のことなので、新規開店を思わせるものは店頭右端の「オープン」という黄色いのぼりだけだが、開店直後はアーチ状の飾りがあるなど華やかだった。
この店舗、建物はずいぶん前に竣工していたが、数ヶ月間放置されていた。先に建物を作ってオーナーを探していたようにも見えるが、じゃあ土地や建物の持ち主は誰なんだと。
さて、三鷹、武蔵野、小金井はローソンのシェアが低い印象がある。
特に市境付近は「ローソン不毛の地」だ。
市境から最も近いのは武蔵野赤十字病院内の店舗であった。
病院内の店舗は品揃えが特殊だし、病気でもないのに病院内に入るのはいささか抵抗がある。
この店を除くと、武蔵野市の桜堤か小金井市の緑町が最寄りローソンであった。
実は東小金井駅の東側、中央線の高架下にも一時期ローソンが存在した。
オペレーションがうまくいかなかったのか、珍しく24時間営業ではなかったと記憶している。そしてほどなく閉店した。
そういえば東小金井駅の南西、東大通りにもローソンがあった(CoCoバスのバス停「東大通り南」の目の前)が、これも数年前に閉店している。
そんなローソン不毛の地に満を持して登場したのが、今回開店の「武蔵野境南町2丁目店」。このへんは駅前を離れると意外にコンビニがなく、強敵・セブンイレブンも、線路の南側に限れば日赤の裏まで不在だ。商圏はかなり広いように思う。
「かえで通り×ローソン」といえば、井口郵便局前の交差点にかつてローソンストア100があったのだが、閉店して2018年現在ではドミノ・ピザになっている。
この地区でのコンビニ営業は素人に分からない厳しさがあるのかもしれないが、ゆうパックの差し出しなど、ローソンでないと困ることも時々ある。頑張ってもらいたい。